鹿行生涯学習センター擁壁沈下改修災害復旧工事
施工写真
写真をクリックすると拡大します
建物全景
施工前
施工後
JOG施工図
建築物概要
所在地 | 茨城県行方市宇崎1389 |
---|---|
建物名 | 鹿行生涯学習センター |
構造・規模 | RC- 逆T型擁壁スロープ |
基礎構造 | ベタ基礎 |
復元総重量 | 約 60 t |
復元平面積 | 26 m² |
最大沈下量 | 30 mm |
指示地盤土質 | 砂質土、液状化地盤 |
注入孔数 | 11ポイント |
施工方式 | 多点インターバル方式 |
工期 | 11日間 |
施工概要
本構造物は3.11 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)によって被災し、沈下したものであった。
全体的に西側生涯学習センター側に20mm 程度傾斜しており最大沈下量はT型擁壁北側角で約30mm 沈下していた。構造物としての剛性は十分保たれた状態と判断され盛土スロープごとJOG工法によってリフトUPすることになった。
実施施工
擁壁沈下の場合、そのほとんどが前面側に傾くのですが、今回は背面建物方向に傾斜していたこともあり、背面土の掘削などを行わずボーリングマシーンを用いて所定箇所に注入管を建て込みJOG注入を行った。